2025年7月2日(日本時間7月3日未明)、ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・ホワイトソックスの一戦がドジャー・スタジアムで行われました。この日は“山本由伸ボブルヘッド・デー”として注目を集める中、球場はまさに歴史的瞬間と劇的展開に包まれました。伝説の左腕クレイトン・カーショウの偉業達成に加え、9回裏の逆転劇と、ファンにとって忘れられない夜となった試合の全容を振り返ります!

🏟 試合概要
- 日程:2025年7月2日(日本時間7月3日未明)
- 対戦カード:ロサンゼルス・ドジャース vs. シカゴ・ホワイトソックス
- 球場:ドジャー・スタジアム(ロサンゼルス)
- 試合結果:ドジャース 5 – 4 ホワイトソックス(ドジャースが9回裏に逆転サヨナラ勝ち)
🎁 山本由伸ボブルヘッド・デー
この日はファン待望の「山本由伸ボブルヘッド配布日」とあって、試合前からスタジアムには多くのファンが詰めかけ、山本への注目度と期待感が熱気となってあふれていました。日本人ファンの姿も多く見られました。また、始球式はこの試合のスポンサーであるANAの石井智二取締役が行い、山本は捕手を務めました。

⚾ クレイトン・カーショウ、通算3000奪三振達成
6回表、クレイトン・カーショウがホワイトソックスのヴィニー・カプラから三振を奪い、ついにMLB通算3000奪三振を達成しました。この記録はMLB史上24人目、ドジャース球団ではわずか3人目となる偉業です。偉大な左腕の節目となる瞬間に、球場全体が総立ちのスタンディングオベーションで祝福。試合は一時中断され、セレモニーが行われるなど、まさに歴史的な場面となりました。

🚑 マックス・マンシーが負傷退場
6回裏、盗塁を阻止しようとしたプレー中に、マックス・マンシーが左膝をひねるような動きを見せ、そのまま苦悶の表情を浮かべながら途中交代となりました。試合後にはMRI検査を受ける予定とされており、詳しい状態は明らかになっていませんが、今後の離脱期間が懸念される状況です。主軸の一人を欠く可能性は、チームにとって大きな痛手となるかもしれません。

💥 9回裏の劇的逆転劇
1点を追う9回裏、ドジャースは圧巻の粘りで一気に試合をひっくり返しました。先頭打者からの連打と四球で満塁のチャンスを作ると、大谷翔平がセンターへ犠牲フライを放ち、まず同点に追いつきます(4–4)。続くムーキー・ベッツも犠牲フライで応え、ホワイトソックスの守備にプレッシャーをかける中、最後はフレディ・フリーマンがライト前へ劇的なサヨナラタイムリー! スタジアムは歓喜の渦に包まれ、ドジャースが5–4で逆転勝利を収めました。

カーショウの3000奪三振という歴史的快挙、マンシーのアクシデント、そして最後の最後に見せた逆転劇——ドジャースの粘りと底力が光ったこの試合は、“山本由伸ボブルヘッド・デー”にふさわしい記憶に残る一夜となりました。次戦以降、チームはさらなる上昇気流に乗れるか。今後の戦いにも注目です。
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