LAで免許チャレンジ!パート1:筆記テスト受けてみた

目次

はじめに|ロサンゼルスは車社会!

住むエリアにもよりますが、正直なところ、ロサンゼルスは想像以上に車がないと不便です。 筆者は試しに1ヶ月ほど電車、バス生活をしてみたのですが、正直行く場所も限られ、 タクシーも毎回は使ってられないので、かなり厳しかったです……。 そんなわけで、ついに観念して免許を取ることを決意しました。

取得必須?

滞在期間にもよりますが、観光や短期滞在(通常90日以内)の場合は、日本の有効な運転免許証と国際運転免許証(ジュネーブ条約に基づくもの)をセットで持っていれば、一時的にアメリカでも運転が可能です。また、留学や駐在などの長期滞在でも、到着してすぐの一定期間であれば、同様に国際免許で運転できます。ただし、長期滞在者は「居住者」とみなされるタイミングで国際免許が無効になることがあるため、できるだけ早めにカリフォルニア州の運転免許を取得することが推奨されています。 また、日本の免許切り替えはできない(日本→カリフォルニアは「切り替え対象外」)ので、最初からすべてのプロセスが必要です。

日本より簡単にとれちゃう!?全体のステップ

🚗 LAで運転免許を取得するステップ
① 筆記試験の予約 & 受験準備
予約:カリフォルニア州のDMV公式サイトから筆記試験(Knowledge Test)の予約をする
学習:過去問を見て勉強
当日:DMVに行き、視力検査と筆記試験を受ける(日本語での受験も可能)

② 仮免許(Permit)を取得
筆記に合格すると**仮免許(Learner’s Permit)**が発行される
この段階では、21歳以上の有効な免許保持者を助手席に乗せる必要がある(ただし年齢や条件によって異なる)

③ 実技試験(Behind-the-Wheel Test)の予約 & 練習
DMVで実技試験の予約をする
教習所に通う or 知人に同乗してもらって練習
車は自分で用意(保険加入が必要/レンタルや教習車を使う人も多い)

④ 実技試験を受ける
自分の車(または教習車)で試験を受ける
試験は現地スタッフが助手席に同乗してチェック
合格すると、その場で仮の紙の免許証(Temporary License)がもらえる

⑤ 本免許が郵送で届く
数週間後に正式なプラスチックカード型の免許証が登録住所に届く🎉

筆記試験受けに行ってみた

ここからは、先月実際に筆者が免許を取りに行った体験を交えながら、リアルな流れや感想をお届けしていきます。

<筆記試験の予約について>
オンラインで筆記試験の予約を取ろうとしたのですが、空きがかなり先しかなくて断念…。 そこで筆者は、朝イチでDMVに直接行って並ぶ作戦に切り替えました!予約のない人のレーンに並びます。 事前にカリフォルニア州のDMV公式サイトにオンラインで個人情報を登録。その番号を持っていきまし た。必要書類も事前にアップロードしましたが、当日結局確認されたので書類は持っていきましょう。

<持ち物>
パスポート
ビザ
I-94
SSN(社会保障番号)またはSSNがない場合の証明
現地住所を証明できる書類(2点)※銀行明細・公共料金など

こちらに来てから場所を移ったりで大事な郵便は会社の住所にしていたのでどうしようかと思ってたのですが、会社の住所宛の書類(SSNが届いたときの封筒と銀行のカードが届いたときの封筒)を持っていったら通りました!

<所要時間と当日の流れ>
※金曜日の開店直後にDMVに到着した場合の目安
①受付
すでに列ができていて、受付が終わるまでに30分弱かかりました。 まずは書類を提出し、受付番号をもらって待機。

受付の列

②手続き
その番号が呼ばれるまでに約1時間あったので、筆記試験の勉強をしながら待機していました。

手続きの待ち時間

番号が呼ばれたら、窓口へ。

ここからは、最初に提出した書類を再確認しながら登録手続きを進めていきます。
・小さなパネルに表示された内容を見ながら、「情報に間違いがないか」の確認
・その場で指紋のスキャン
・窓口で簡単な視力検査

視力検査

視力検査のボード

③写真撮影
すべて終わったら、カメラブースに並んで写真撮影!

④いよいよ筆記試験へと進みます。
<筆記試験について>
筆者の場合は2日間くらい過去問を見て勉強しました。 試験は**英語 or 他の言語(日本語含む)**を選択可。なんと日本語で筆記試験が受けられます! ただ、翻訳がやや不自然なこともあるので、内容はしっかり確認しながら進めるのがおすすめです。 試験が始まってからは言語が変えられないようでした。 パソコンに向かって立ちながら受験します。隣の人とは仕切りで区切られているので、集中しやすかったです。

筆記試験

↑こんな感じのイメージです

筆記試験の合格ライン(カリフォルニア州 DMV)
出題数: 全46問
合格に必要な正解数: 38問以上正解(8問までミスOK)
一発で合格できなくても大丈夫!落ちてもそのままもう一度テストを受けられます。
合格したら24時間後以降にオンラインで実技の予約が可能になります。
(免許をもっていて練習が必要ない場合)

まとめ

車社会のロサンゼルスでは、免許があるかどうかで生活の自由度が大きく変わります。今回の筆記試験編はいかがでしたか? 実技試験の様子はまた次回のレポートで詳しくお伝えしますので、お楽しみに!

DMV

#ロサンゼルス #LA #ロサンゼルスの暮らし #運転免許 #DMV


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