目次
1. ロサンゼルス観光の新常識!無人タクシーで近未来体験
ロサンゼルスの街を歩いていると、屋根に不思議なセンサーを積んだ白いジャガーが、誰も運転していないのにスルスルと走っていく光景を目にします。
Googleの兄弟会社であり、自動運転のパイオニアとして知られるAlphabet傘下のWaymo(ウェイモ)は、Googleが長年蓄積してきた地図データ(Google Maps)と最強のAI技術が融合した運転手とも言えます。
「本当に安全なの?」「料金は高い?」そんな疑問を持つ方に向けて、実際にLAで利用した筆者が、その驚きの体験をリアルにレポートします。
2. 初心者でも簡単!アプリで完結するWaymoの呼び方・乗り方
Waymoの利用は驚くほど簡単です。UberやLyftを使ったことがある人なら、迷うことはありません。
1. 専用アプリをダウンロード:App StoreやGoogle Playからインストールします。
2. 目的地を入力:地図上で目的地を指定すると、料金と到着予想時間が表示されます。
3. 配車依頼:車のマッチングが始まります。
4. 車を見つける:アプリの案内を頼りに車両を探します。スマホ操作で車の「ロック解除」をして、いざ車内へ!
5. 出発:乗り込んだら、車のモニターに表示される「START RIDE」を押すと動き出します。
↑スタートボタン
〈その他利用してみてわかったことメモ📝〉
・モニターのメニュー画面にある「Riding Tips」を押すとウェイモの使い方を教えてくれる動画が流れます!
・アプリ登録の際に電話番号承認のプロセスがあります。旅行で来る方は事前にアプリを入れて、登録してくることをおすすめします。
↑ガイダンス動画
3. Uberより安い?Waymoを選ぶべき6つの圧倒的メリット
実際に乗ってみて感じた、従来の配車サービスにはない魅力をご紹介します。
① 音楽も温度も自由自在!自分好みのプライベート空間
Waymoの大きな特徴は、車内、外のカスタマイズ性です。 アプリや後部座席の画面から、SpotifyやYouTube Musicを操作し、好きな音楽を選ぶことができます。また、エアコンの温度調節、風の強さも調整可能。運転手に気を遣うことなく、好みの環境で、リラックスして移動を楽しめます。
↑車内モニター ↑アプリからでも操作可能
② 「高級車」そのものの内装と静寂性
使用されている車両は、高級電気自動車の「Jaguar I-PACE」。 高級感あふれるレザーシートと広々とした足元、そしてEVならではの静かな走行音。無人であることを忘れるほどのリラックスしたひとときを過ごせます。
③ 人間よりも安全?驚異の低事故率&緊急車両にも冷静に対応する高スキル
「AIの運転は怖い」というのは、もはや過去の話。Waymoが公開した累計714万マイル(約1,150万キロ)以上の走行データ分析によると、人間が運転する車と比較して、負傷者を伴う事故率は85%も低いことが証明されています。(※Waymo Safety Impact Reportより引用)
360度カメラと高精度センサーが、数ブロック先の歩行者や急な割り込み車両まで常に監視。人間以上の反応速度で安全を確保します。
筆者が驚いたのは、パトカーや救急車が近づいてきた時の挙動です。サイレンを検知すると、即座に安全な場所へ寄って停止。その判断スピードと正確性は、熟練のドライバー以上です。
↑ 乗車中のモニターの様子
④「動く会議室」にも変身!究極のプライバシーと快適性
Waymoの車内は、まさに自分だけの完全プライベート空間です。
- ・オンライン会議も気兼ねなく:車内には安全のためのカメラがありますが、マイクはサポートに発信した時以外は原則OFF。機密情報を含むビジネスの電話やオンラインミーティングも、周囲を気にせず進められます。もちろん、大声で歌ってリフレッシュしても誰にも聞かれません!
- ・移動時間を「生産的な時間」に: 座席にはUSBポート(充電器)が完備されているので、スマホやPCのバッテリーを心配する必要もなし。
- ・人目を気にしない贅沢: 運転手がいないからこそ、従来のタクシーでは少し気まずかった過ごし方も自由自在。
ただの「移動」が、Waymoなら「仕事」や「休息」のための有意義な時間に変わります。これこそ、現代の忙しい旅行者やビジネスパーソンにとって最高の交通手段と言える理由です。
⑤ UberやLyftより「安い」ことが多い!
意外かもしれませんが、多くの場合でUberやLyftよりも安く設定されています。 +ドライバーへのチップが不要なため、表示価格のみで完結。物価高のLAにおいて、観光客にとっても現地住民にとっても強力な味方です。
試しに同じ時間帯、同じ距離で検索した結果
例:ダウンタウンからCOSM ← COSMとは?記事を読む
・UBER $55.96(UberXの場合)
・WAYMO $33.30
差額はなんと$22.66(日本円にして3500円ほども得しちゃいます!)
↑WAYMO配車画面 ↑UBER配車画面
⑥ 都市拡大で利便性が急上昇
2026年現在、サンタモニカからダウンタウン、そしてシルバーレイク周辺までエリアが広がっています。今後もさらに拡大が予定されており、LA観光のメインエリアの多くをカバーしています。
4. 知っておきたい!Waymoのネガティブな真実
完璧に見えるWaymoですが、利用する際にはいくつか注意点(デメリット)もあります。
× 到着まで時間がかかる(事前予約を推奨)
「今すぐ乗りたい!」という時、Waymoは少し不向きです。車両台数がまだ限られているため、配車を依頼してから到着まで30分ほど待つことも珍しくありません。移動の予定が決まっているなら、早めにアプリをチェックすることをお勧めします。予約などを駆使してうまく乗りこなしましょう!
× 高速道路を使わず「下道」のみ
Waymoは現在(2026年2月)、原則として一般道(下道)を走行します。 高速道路(Freeway)を飛ばすUberに比べると、移動時間は1.5倍〜2倍近くかかることも。急ぎの用事がある時は注意が必要です。
× LAX(空港)などエリア外がある
2026年時点でも、ロサンゼルス国際空港(LAX)のターミナル内への直接乗り入れは制限されてます。しかしながら、近隣まで行くことは可能で、例えば、LAX/Metro Transit Center Stationは目的地設定できるので、ここからシャトルバスを使って行くことも可能かと思います。(ご利用の際は最新情報をお確かめください。)また、治安が少し不安定な路地をルートとして選ぶこともあるため、夜間の利用は乗降場所をよく確認しましょう。
↑空港の近くまで配車した場合
(真ん中にある白い線より下はWAYMOが行けないエリア)
5. 【乗車レポ】一度乗ると戻れない無人体験
最初は「ハンドルが勝手に動く」光景に違和感がありましたが、5分もすればその滑らかな加減速に安心し、無人運転ということは忘れて、スマホをいじったり景色を楽しんだりしている自分に気づきました。
「気を遣わなくていい」 「チップの計算がいらない&安い」 「事故の不安が少ない」
この3点だけで、Waymoを選ぶ価値は十分にあります!
6. まとめ | LA旅行ならWaymoで「未来の移動」を体験しよう!
Waymoは単なる移動手段ではなく、世界で最も進んだAI技術を体感できる「アトラクション」のような存在です。また、今後アメリカの国境を超え、さらなる広がりを見せることは間違いなしです。観光で訪れる方も、現地在住でまだ乗ったことがない方も、ぜひ一度「未来の車内」を体験してみてください。一度乗れば、あなたの移動の常識がきっと変わります。
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参照リンク
https://waymo.com/rides
https://waymo.com/blog/2023/12/waymo-significantly-outperforms-comparable-human-benchmarks-over-7-million
https://waymo.com/blog/2020/03/introducing-5th-generation-waymo-driver/
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