アメリカのハロウィンを体験!首なし騎士の伝説が残る街、スリーピー・ホロウへ

アメリカに伝わる「首なし騎士(ヘッドレス・ホースマン)」の伝説をご存じでしょうか?
アメリカ独立戦争中に首を失った兵士が、自分の首を探しながらさまよい続けているという、恐ろしい亡霊の伝説です。
マンハッタンから北へ約40km、ハドソン川沿いに位置する街、スリーピー・ホロウでは、夜な夜な馬のひづめの音が聞こえたり、古い墓地を徘徊する首なし騎士の亡霊が出没したりするといった、不気味な噂があります。 この伝説のもとになったのは、ニューヨーク生まれの作家ワシントン・アーヴィングが1820年に発表した短編小説『スリーピー・ホロウの伝説』。映画ファンなら、1999年にジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督で公開された映画『スリーピー・ホロウ』を思い浮かべるかもしれません。
さて、そんなスリーピー・ホロウでは、10月から11月上旬にかけて、ハロウィンやヘッドレス・ホースマンにまつわるイベントが毎年開催され、人気を集めています!

アメリカならではのハロウィンの雰囲気を味わうため、著者も今回、ピークシーズンのスリーピー・ホロウを訪れました!

gift

ヘッドレス・ホースマンのグッズ

目次

スリーピー・ホロウへのアクセス

スリーピー・ホロウへは、マンハッタンのグランド・セントラル駅からMetro-North Railroadのハドソン線(Hudson Line)に乗り、フィリップス・マナー駅(Philipse Manor Station)で下車します。所要時間は約1時間です。 フィリップス・マナー駅からは、車で5分ほど。道のりもわかりやすく、歩いても約20分なので、体力に自信のある方は歩いて向かうのもよいと思います!

道中は閑静な住宅街で、大きなお屋敷も多く、ハロウィンの飾り付けも驚くようなものばかり。今年、大いに盛り上がったニューヨーク・ニックスのユニフォームを身にまとって応援しているかのようなガイコツたちや、全身で高さ約3mもあるガイコツ、地面から飛び出したゾンビの腕の数々など、思わずクスッと笑ってしまうものから驚かされるものまで盛りだくさん!
街並みやハロウィンの装飾を眺めながら歩くのも楽しいと思います。

ヘッドレス・ホースマンの影が見え隠れする?! ハロウィンのスリーピー・ホロウ

さて、スリーピー・ホロウの街に到着したら、ぜひ、この街の主役ともいえる首なし騎士(ヘッドレス・ホースマン)の伝説にまつわるスポットを巡ってみてください。

ヘッドレス・ホースマンゆかりのスポット
① ゲートハウス(門衛所)
伝説に登場する「門番」にゆかりのある場所。ヘッドレス・ホースマンが初めて街を襲った際、ゲートハウスの扉を開けて村の子どもたちを避難させ、守ったとされています。 ハロウィンシーズンには、ゲートハウスに再びスリーピー・ホロウの守護者が登場! 夜には、ゲートキーパーに扮した語り部がランタンを片手に怪談を語るイベントも開催されます。

gatekeeper

ゲートハウスの前ガイコツ姿のゲートキーパーと相棒の愛犬。人気の撮影スポットです



② 首なし騎士のモニュメント
小説の主人公イカボッド・クレーンを追いかけるヘッドレス・ホースマンをかたどったモニュメントです。スリーピー・ホロウを訪れた記念写真を撮るのに人気のスポットです。

monument Gasstation

手前にあるガソリンスタンドにも、ヘッドレス・ホースマンのグッズや撮影スポットが!



③ 首なし騎士の橋
モニュメントから少し歩いたところにある、ポカンティコ川に架かる石橋です。物語の中では、この橋を渡り切ればヘッドレス・ホースマンは追ってこられない安全地帯だ、という言い伝えがあるそうです。小説のファンにとっては、見逃せないスポットの一つ。

bridge bridge

歴史が好きな人にもおすすめ

伝説にまつわるスポットのほかにも、スリーピー・ホロウ周辺には、アメリカの歴史に触れられる場所が点在しています。

①フィリップスバーグ・マナー(Philipsburg Manor)

アメリカの植民地時代(1700年代)の農場や水車小屋が保存され、当時のオランダ系移民の暮らしを知ることができる歴史的スポットです。 10月の1か月間は、ハロウィンシーズンの特別イベントとして、お化け屋敷ツアーが開催されています。

Philipsburg Manor Philipsburg Manor

ハロウィン間近のギフトショップには、ハロウィングッズが盛りだくさん。アーヴィングの小説も販売されています。



②オールド・ダッチ・チャーチ(Old Dutch Church)

1697年に建てられた、ニューヨーク最古の現存する教会の一つです。
敷地内には、アーヴィングの小説に登場するキャラクターのモデルになったとされる人々が埋葬されている墓地もあります。 ハロウィン期間中は、夕方から墓地ツアーも開催されます。いつもとは違う、少し不気味な雰囲気を味わうことができます。ヘッドレス・ホースマンが駆る馬のひづめの音が、今でも聞こえる……という噂も?!

Old Dutch Church Old Dutch Church Old Dutch Church


③カイカット(Kykuit)

こちらだけ、スリーピー・ホロウの街からは少し距離があるところに位置するため(車で約15分ほど)、車で訪問するのがおすすめ。大富豪ジョン・ロックフェラー家の邸宅です。館内にはピカソやマティスの作品も所蔵されており、歴史だけでなく、美術に興味がある方にも見どころの多いスポットです。

Kykuit

スリーピー・ホロウ&タリータウンではハロウィン限定のイベントが満載!

pamphlet

ハロウィン期間中は、首なし騎士などの怪談を聞けるちょっぴり不気味なイベントやハロウィンパレードなど、11月上旬までさまざまなイベントが開催されます。
中でも特に有名で、お子様連れの方にもおすすめしたいのが、夜間に開催される「Great Jack O’Lantern Blaze」!
🎃Great Jack O’Lantern Blaze🎃
約7,000個もの手作りのジャック・オ・ランタンが、暗闇を鮮やかに照らす圧巻のイルミネーションイベント。開催を重ねるごとに趣向を凝らした作品が登場し、個性的でユニークなかぼちゃのランタンを楽しめます! イベントの一覧は、公式サイトをチェックしてみてください。
公式サイト:https://visitsleepyhollow.com/guides/halloween-in-sleepy-hollow/

tarrytown

また、スリーピー・ホロウを訪れた後に時間がある方は、隣町のタリータウンまで足を延ばすのもおすすめです。
レストランやカフェ、アートギャラリー、雑貨店などが並ぶ、散策が楽しいかわいらしい街です。アメリカンカントリー風のハロウィングッズが買えるマーケットなど、街歩きの途中に立ち寄りたくなるスポットを見つけられるのも、この時期ならでは。

tarrytown tarrytown


かぼちゃやガイコツなどの装飾があちこちに見られ、ハロウィン一色に染まったタリータウンで、アメリカならではのお祭り気分を満喫してください!

tarrytown tarrytown


NEXLYって?

未来へとつながる、まだ見ぬ物語を。 Nexly(ネクスリー)は、「未来へのステップ」を意味する“Next”と、「人や情報をつなぐ」“Link”を組み合わせた、アメリカ・中南米に特化した総合情報プラットフォームです。旅先での出会い、現地での暮らし、キャリアの選択。世界のどこかで生まれる、小さなきっかけを大切に、今をつなぎ、未来をひらく情報を発信しています。現地に根差した日本語メディアと提携し、確かなニュースや地域情報を厳選。さらに、Nexly独自の現地取材によるレポートや特集記事も展開し、中南米のリアルな今を、より豊かに、立体的に伝えていきます。
詳細はこちら▶︎

合わせて読みたい

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial