2026年8月28日に運行をスタートしたばかりのニューヨークのバーチャルリアリティ(VR)観光バス「XploreRide New York」を体験してきました!
現実のニューヨークの景色と、ストーリー仕立てのバーチャル映像を楽しみながら、ニューヨークのミッドタウンを巡る約45分のツアーです。現代のニューヨークを楽しむだけではなく、まるで過去のニューヨークへタイムスリップしたような歴史体験もできる、新感覚観光。これまでの観光バスにはなかった、リアルとVRを組み合わせたユニークな体験でした!
実際の写真とVR体験で見てきた画像を交えながら、以下にレポートします。
リアルな車窓観光+歴史を学べるVR映像
XploreRide New Yorkのバスの乗り場は、ブロードウェイと51丁目のマクドナルド前にあります。
XploreRide New Yorkの乗り場。マクドナルドの大きな旗が目標。
バスに乗ると、まずは2階のオープンな座席へ移動します。スタッフの方から、専用のVRヘッドセット(ゴーグル)の装着方法や音声設定、そして観光中のVR映像に登場する自分の分身「アバター」の作成方法を教えてもらいます。 ゴーグルを装着すると360°の視界でVR映像を見ることができますが、実はすぐには装着しません。まずはゴーグルをつけずに、タイムズスクエアの中心をバスで通り抜け、VR体験のスタート地点となるニューヨーク公共図書館前へ向かいます。 ニューヨーク公共図書館前からは、いよいよVR体験がスタート! ワクワクしながらゴーグルを装着すると、VR世界の案内役である自由の女神の精霊「リバティ」が登場。ここから、ニューヨークの現在と過去を行き来する冒険へと誘ってくれます。
右側にいるのが小さな自由の女神のようなリバティ VR世界の案内役です
XploreRide New Yorkのルートは、タイムズスクエアからニューヨーク公共図書館、マディソンアベニュー(グランドセントラル駅付近)、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ブロードウェイを通って、再びタイムズスクエアへ戻ってくるコース。そして、それぞれのエリアでVRの世界へと入っていきます。
例えば、グランドセントラル駅付近までバスが進むと、VR映像を通して過去のニューヨークやグランドセントラル駅についての説明を聞くことができます。
目の前に広がる、人が多く賑やかなリアルなマディソンアベニューの風景から一転。過去の世界では、レンガ造りの建物が並び、石畳が広がるニューヨークへと景色が切り替わります。その変化には驚きました!
グランドセントラル駅付近の風景が、VRでは過去のニューヨークに! 駅の説明に合わせて、ファンタジックに空を走る鉄道の演出も見どころ
インタラクティブでワクワク感満載!ビジュアルや音声はどんな感じ?
観光が始まると基本的にVRゴーグルを装着していないといけないのですが、ただ、ずっとVR映像だけを見続けるわけではありません。一定の間隔で、ゴーグル越しに見えるリアルなニューヨークの風景と、完全なVR映像が交互に切り替わるような構成になっています。
バスに揺られながら、目まぐるしく変化するVR映像をずっと見続けるわけではないからなのか、少し心配していた「VR酔い」も私は感じませんでした。場所によっては、リアルなニューヨークの風景の一部にVR映像が重なるような演出もあります。それでも360°見回しても映像が乱れることなく、綺麗な映像を楽しむことができました。まるで本当に別世界へ突然やってきたかのような没入感を味わえました。
また、リアルの景色と要所要所で切り替わるバーチャル映像もとてもクリエイティブ! 良い意味で「現実そのもの」ではない映像なので、リアルの風景とのメリハリがあり、映像に混乱したり、疲れたりすることもありませんでした。
個人的に特に気に入ったのは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で体験できる、ゴッホの「星月夜」をテーマにしたVR演出です。最近では、部屋全体にプロジェクションマッピングを使った没入型アートの展覧会なども見られるようになりましたが、それと同じように「絵画の世界に入り込んだ」ような景色をVRで体験できます!
しかも、VR映像はただ音声を聞きながら眺めているだけではありません。
自分の手を実際に動かして、目の前に現れる映像に触れたり、バスに乗った際に配られるアイテムを使って画面の中の映像に干渉したりと、インタラクティブなゲームのような体験もできます。
また、ゴーグルからは音声も聞こえるようになっています。ヘッドフォンのように耳を直接覆うタイプではありませんが、VR映像のストーリーや音楽が間近に聞こえる仕組みになっていて、オープンになっているバスの2階に座っていても、外の音にかき消されることなく、音声をしっかり聞くことができました。シーンによっては、リアルのニューヨークの音がVR映像と重なり、より臨場感も感じられる場面もあると思います。
VRでは鎖に絡まった光の球に手をかざして、解き放つような演出も。
バーチャル観光中の写真もお土産でもらえる!
ゴーグルを装着しているので、「体験中の写真は撮れないのでは?」と思っていたのですが、なんと、VRの世界の中で記念撮影までできます!VR映像を見ている最中には、観光スタート前に作成した自分のアバターがVR世界に登場。 そして、バーチャル空間の中に時々訪れる「写真撮影タイム」で記念撮影をすることができます。 もちろん、ゴーグルを通して見ているVR映像の中では、好きなタイミングでも写真を撮影できます。 撮影した写真は、あとで自分のスマートフォンなどにダウンロード可能。自分だけのVR体験の思い出を写真として持ち帰ることができるのは、嬉しいポイントでした!
最初にバスに乗った際に作成したアバターがVR映像に登場。記念撮影のチャンスもあります!
まとめ
ただ眺めているだけではなく、映像の中に自分自身が入り込み、実際に手を動かしたり、ストーリーに参加したりしながら楽しめるXploreRide New York。リアルなニューヨークの街並みをバスの車窓から楽しみながら、VRを通して現在と過去のニューヨークを行き来する、これまでにない新感覚の観光体験でした。「ニューヨークには何度も来ているけれど、いつもとは違う観光をしてみたい」という方はもちろん、初めてニューヨークを訪れる方にもおすすめです!
XploreRide New York
公式サイト: https://xploreride.com/jp/xploreride-new-york-city-jp/
乗り場: ブロードウェイと West 51丁目の間 (マクドナルド前)
所要時間: 約45分
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